Stories from the city

#228

東京 日本橋 春分の日も過ぎて、さぁ春本番と思いきや、東京では2日間降り続いた雨で季節が逆戻り。 花冷えが続き、開き始めた桜の蕾も少しばかり寒そうに思える。 それでも、ポツリポツリと咲き始めた街中の桜は、道行く人たちの心を踊らせ始めている。 仕…

#225

そういえば、最近は意識して、かもめの写真を撮ってないな。 偶然、写り込んでいたというのは、しばしばあるけれど。 撮ることに気を取られて、優雅に飛ぶ彼らの姿を見失いたくなかった。 風を探して、風に乗って、くるくると優雅に飛ぶ姿をじっと眺めていた…

#218 ほろ酔いではすまないけれど

お出迎えは、ブタの蚊取り線香。子供の頃は怖かった薄暗い裏道も、すっかりオジサンになってしまった今では、 ポツリポツリと光る街灯の光に、懐かしさを感じる。多くの人々が行き交う表通りのその裏の道で、古き良き街並みと古き良き思い出と古き良き時間が…

夜景と人々の輝きと温かい雪 (ここ2日間の考え事)

RICOH R8 2010.02.02 今日は仕事が休みなので、昨日の久しぶりに夜の東京歩き回った。(ほぼ徘徊) 目に入った光を目指して、鼻の奥を刺激した匂いに、肌に感じた風を頼りに。 東京都庁45階にある展望室は平日は穴場だ。 あちらこちらで、「わぁ、きれ〜っ…

じっと我慢だよ、年が明けるまではさ

煌びやかなイルミネーションとクリスマスソングに街は踊る。たくさんの愛で街は満たされて、たくさんの笑顔で街は 弾んで夜は更けて行く。私の目に映っているのはいつもの風景。いつもと変わらぬスーパーコンピュータのように聳 え立つビル郡。多くの人たち…

祈って、願って、誓って...でも、それだけでは前に進めない。

Some are born to move the world To live their fantasies But most of us just dream about The things we'd like to be 世界を動かすために生まれてくる人もいる おとぎばなしの住人のように でも、私たちのほとんどは そうなればいいと夢を見るだけ "Los…

水の中のシャンデリア

微妙な距離感

友人同士なのか、恋人同士なのか。 まだ付き合い始めてから日が浅いのか。 それともケンカでもしてるのか。 というか、余計なお世話か... でも、この微妙な距離感が好きだ。

The Camera Eye

12月が近づくにつれて、少しづつ気温が下がり、 街の灯りが煌びやかになっていくのを感じたら、 ファインダーから見るその灯りが、あまりにも チープに見えて、写真に撮らずに、その風景を 角膜に残像が残るぐらいに焼き付けながら街を 歩き回った。 The b…

水に遊ぶ光 -Water Colors-

雨を境に一気に寒さがやって来た。 夏場のように、上昇気流に乗って、 埃や塵が舞い上がることもなく、 大気は澄んで、直線的に光り輝く。 冷たい風にゆれ、水は緩やかに波をたたせる。 光は、緩やかにたつ並みの上で、遊び踊る。 ゆらゆらと、気まぐれに光…

エレベーターホールの窓

エレベーターホールの少し手前に廊下に風を通すための窓があり、 そこからの風景を見るのが好きだったりする。 南西向きの窓からは、夕暮れを見ることができ、自分の部屋から 見る夕暮れとは違う風景を見ることができる。実はこれからの季節、天気がいい日に…

お月さん、こんばんわ

昨日は木枯らし1号が吹いて本当に寒い1日でした。 東京でもやっと、木々が赤や黄色に色づき始めたのに、 空だけは、もうすっかりと冬の空。 木枯らし1号のおかげで気温も上がらずに、久々に見た 赤から青への幻想的なグラデーション。 でも、これからは仕…

まとめました

だめです。 どうしても、写真をアップした時点で 寝てしまいます... 春眠暁を覚えず とはいいますが、 1年中眠いです。 今朝も目が覚めたら、 記事が書き掛けでした (;´Д`) しかも、 半分寝ながらでしたでしょうから、 意味不明です... ヽ(;´Д`)ノ 酔っ…

東京Minute

どうだろう、影絵のように見えているだろうか? 新しいカメラにもだいぶ慣れてきて、 なんとなく思い通りの色に近づいてきたと思う。 ここ2、3日は何もする気が起きなかったので、 カメラに触ることなく過ごした。 気に入った写真が撮れなかった事もあった…

シルエット

商店街っていうのは何でこうも夕暮れ時が似合うんだろう。 浅草の新仲見世通りは、今、新しいアーケードにするために 古いアーケードを取り外して、いい感じで夕暮れが見れます。 「この方が風情があっていいじゃん。」 って思ってる人って私以外にもいるか…

雨宿りも楽しい

浜松町WTC(世界貿易センター)の展望室から。 「きれいだなぁ」と思う反面、『もったいねぇなぁ』とも思ったり、 なんか複雑な気持ち。 この電気が一斉に消えてしまうような、大停電が起きたら、どうなるんだろう。 その時、満月でも出ていたなら、月の…

シティ・ノイズ

台風の強風とともに頭の中まで空っぽにされてしまって 写真を撮る気にも、ブログを更新する気にもなれなかった。 撮りたい風景も、書きたい言葉もまったく浮かばなかった。 元々、センスがあるわけでもなく、言葉のボキャブラリーも そんな多く持っているわ…

カエルとカタツムリと私

雨が降ってウキウキしてるのは、きっと、カエルとカタツムリと私ぐらいだろう。 外に出る仕事なので、仕事中は憂鬱だけど、昼休みに食堂から窓の外を眺めて、 ニヤニヤしてるのも私ぐらいだろう。 本当は、大型の台風が迫ってきていて、その時の仕事のことを…

月はどっちに出ている

本当に伝えたい人に 本当に伝えたい事が伝わらない もどかしくて堪らない たくさん言葉を並べたところで 伝えたい事が伝わるわけでもない どうしたら伝えたい事が伝わるのか もう少し時間が必要... 昨日、帰り道で月を見ていたら ふと、そう思った X&Yアーテ…

Into the Dream

表情のない空に、 雲は様々な表情をつけてくれる。 浮かび、風に流れる雲の風景に決して同じものない。 でも、私たちはその一瞬の風景に 心を揺さぶられ、感動して、 時には、過去を思い出し、 時には、未来への希望を見出す。隅田川の始まり。 この川の流れ…

もうひとつの街

風のない夕暮れ、水面は鏡に変わる 映った風景は、水に染みて、滲み ゆらゆらと揺れる 水と光の中に、もうひとつの街 光は何かを探すように、水に溶け込んで ゆらゆらと揺れる 皇居桔梗門の桔梗濠と皇居外苑の馬場先濠 私の後ろは、どちらも3分もすれば、 …

憶い出の町

子供の頃、この辺りは ガスタンク、貨物操車場、草野球場、 高専ぐらいしか目立ったものはなかった。 外灯はそんなに多くなかったし、 夕暮れを向かえると、すぐに闇が迫ってきた。 貨物列車の走る音、 町工場の機械の音、 大きなトラックが通り過ぎる音が聞…

SORA WO EGAITE

先週の空。 夏の名残りを惜しむ雲に 夏の終わりを告げるように広がる雲 ぽっかりと浮かぶ雲に 空高く流れる秋の雲 行き合いの雲 次の季節へのバトンタッチ 瑠璃、瑠璃紺、白、藍白、撫子、梅鼠 長春、金茶、蒲公英、鬱金、薄紅梅、石竹、薄葡萄 もっと多彩な…

護国寺

この場所に何かがあるわけではない。 ただ静かな場所。 鳥の声と秋の虫、そして風の音。 屋根の奥に沈んでいく夕日を見るのが好き。

かつて、水の都だった

晴海運河、京浜運河、そしてこの芝浦運河。 私が好きな東京の運河。東京は江戸時代、ヴェニスにも負けない程の水の都だった。 江戸の町には、隅々までに運河や川が張り巡らされ、 主要交通として、物資の輸送などに使われていた。 今では多くの小さな運河や…

雨に歌えば

台風接近の影響で朝からどしゃ降り。 昨晩、防水スプレーをかけた靴も会社に着く頃には、 ほんの少し浸水気味。 会社に着いたら着いたで、 「今日、非番だろ?」 「あっ...」って思う。 折角、雨の中きたのに... と思いつつも、へこむどころか、なんかウキウ…

シンボル

第2東京タワーができても、東京のシンボルはこっちだよなぁ〜 って思う、昭和生まれ・・・(大汗)

色気

柳橋芸者の艶気が香りたつ街 台東区柳橋

そして・・・

「あ゙〜よく飲んだ・・・もう飲めねぇ・・・」 「ちょっとアンタ!!そんな所で寝たら風邪引くわよ!もうしょうがないわね・・・」 そして、下町の日は暮れる・・・

静寂

華やかで、煌びやかな街の明かりを遠くに見ながら、 風は、欄干に共鳴して、メロディを奏でていた。 欄干から下を覗き込むと、運河の水は、黒く深く沈み込み、 引き込まれそうになったが、風が白い波を立たせ、我に返った。 東京の中にポッカリと開いた穴。 …