Technicolor

#245 太陽の雫

人の感情は、理論より遥か先にあるような気がする。 太陽の光が、なぜ水の上で踊りながら輝くのかは、理論で説明できるけれども、 踊りながら輝く、太陽の雫を見た時の人の感情は、理論で説明することができない。

#237

昨日、15キロほど歩いた。この距離を歩くのは本当に久しぶりのことです。 下谷、入谷、浅草、向島、東向島を経て、荒川河川敷を北千住まで歩いた。 本当は、随筆家である幸田文が見た風景、感じた風景を本を片手に歩こうと思ったので すが、なんか、これま…

#235

「行くぞ!」と決まったら早い。 さっさと書類整理して、ハンコ押して、部下のケツ蹴っ飛ばしながら、さっさと帰らせて、 東京駅までゼエゼエと言いながら走る。仕事中だってダッシュなんかしないのに、こんな時 だけは走る走る。 新幹線の自動券売機で一番…

#233

昨日、琥珀さんに教えていただいた葛西用水を訪れた際に、琥珀さんも葛西用水を訪れていて どうやら私が琥珀さんを追いかけるような感じで歩いていたようで、訪れていらっしゃった事を 知ったのは、その日の夜の琥珀さんのブログを拝見した時でした。 自分が…

#232

春を待っていたのは、私たちだけではなく、命あるすべての生き物がこの季節を待っているし、 甘い蜜を待っていたのもミツバチだけではなく、たくさんの鳥たちがさくらの花の風車を落とし ながら、春の恵みをいただいている。 今年の春は、暖かかったり、寒か…

#231

狭い狭いと思っている日本も、毎日、多くの方のブログを見る度に、実は広い国なんだよなと思います。 日本の西から開花が始まった”さくら”も、3月に少しばかりもたもたしましたが、やっと東京でも満開の 時を満開を向かえました。 東京のさくらはすでに、緑…

#230

東京の桜もやっと満開を向かえました。 仕事中はポカポカと暖かい時間が続いていましたが、仕事が終わる頃には、雲が広がりはじめ、 風も冷たくなり、時折、お日様が雲の間から顔を覗かせる天気に逆戻り。それでも、多くの街の 人たちは、桜の樹の下で、思い…

#229

3月、2回目の満月を永代橋の隅田川テラスで待っていた。ところが月の出の時間の東の空はあいにくの曇り空。 夜が更ける毎に雲がなくなることは分かっていたし、永代橋の上には三脚にカメラをのせて満月を待っている数人 の人たちがいたが、この日は風が冷た…

#227

スッキリと晴れたいい1日だった。 昨日とはうって変わって穏やかだったし、 鳥の囀りも、子供たちの声も楽しげだ。 自宅マンション下にある公園の桜たちは、 「早く咲かせて〜!」と言っているように思えたけど、 それを見ている方は、「早よ咲けや〜!」と…

#225

そういえば、最近は意識して、かもめの写真を撮ってないな。 偶然、写り込んでいたというのは、しばしばあるけれど。 撮ることに気を取られて、優雅に飛ぶ彼らの姿を見失いたくなかった。 風を探して、風に乗って、くるくると優雅に飛ぶ姿をじっと眺めていた…

#224

春が近づいているからだろう、天気の変化がめまぐるしく、昼間は晴れていても、夕方近くなると雲に 被われてしまい、綺麗な夕暮れを迎えることも少なくなっていたから、今日の夕暮れは久しぶりに心が 奪われた。ここ何日か、慌しい日々を送っていて、空をマ…