読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

#434 贅沢の極み


Camera:E-PL1 App:PS Express, PhotoForge2 Planets:Venus, Moon, Jupiter

夏は暑く、冬は暖かいこの西向きの窓から空を見続けて随分と長い月日が経った。
かつてはこの窓から富士山を見る事ができたけれど、月日の流れの中で街の様相も変わり、
高いビルが建ち並び、それも叶わなくなった。
それでもまだ、素晴らしく美しい夕暮れを見る事はできるし、晴れて視界の良い日には、
遠くに秩父の山々を見る事ができる。
3月26日に金星、月、木星が縦一列に並んだ。
撮り手のせいか、写真で見るとちんまりとしてたいした事は無いように見えるが、肉眼で
見たその様は大きくて、迫力の有るのもだった。
時間が経つのも忘れてじっと見つつ、『おっ!』と思う。
よく見ると思った以上に多くの星が輝いている事に気がついた。
そうは言っても一等星、二等星ぐらいまでではあるのだけれど。
アルデバラン、ペテルギウス、リゲル、プロキシオン、シリウス...
学校の授業で習った多くの星々が輝いていた。
部屋の中に居ながらにして、多くの星を見る事ができるなんて、何かもの凄く贅沢な感じがする。
正直なところ、この先どこかへ引っ越す事があっても、この窓の景色だけは引っぱがして
持って行きたい。