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#473 どんな未来が待っているのかは些細なこと

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早いもので、半年経って、梅雨入りまでしてしまった。
同僚が「また何もしないうちに、時間が過ぎてしまった。」と言っていた。

人は、何かに縋るように時を戻したがる。
過去の経験は、時折、振り返ることで自分を成長させてくれるけれど、
振り返りすぎると、先に進むことができなくなってしまう。
かといって、未来ばかりを気にしすぎると、過去の経験を生かすことなく、
空回りばかりして、前に進めなくなる。
私にとって一番重要なのは現在で、その次が過去。
未来はあまり気にしていない。
夢がないと思われるかもしれないけれど、目で未来は見ることが出来ないので、
気にならない。

人が経験する「時」の感覚は錯覚。
過去と現在は同時に存在しているが、未来は同時に存在することが出来ない。
すべての「時」は同一線上には並ばない。

と、学生の頃に教わった。
当初は、よく意味が分からなかったが、40歳を過ぎる頃に意味が分かってきた。
それ以来、過去を悔やむこともなく、未来を当てにすることもなく、生きている。
自分の体や心から、色々なものをガシガシと削り落とすことで、人生が楽になっている。
自分を取り巻く環境は決して良いものだけではないけれど、苦悩している時間よりは、
笑っている時間の方が、遥かに長いのは確かだ。

どんな過去を持ち、どんな未来が待っているのかは些細なこと。
大事なのは自分の中に何があるかだ - ラルフ・ウォルドー・エマーソン



The First Circle - Pat Metheny Group