#467 桜の木の下で

今年も自宅近所の公園の桜が満開になった。
それほど大きくもない公園に植えられた8本の桜の木は、この時期になると町の人たちの目と
心を癒してくれる。
今日は生憎のお天気で、あまり人もいなかったけれど、天気のいい晴れの日には、多くの家族が
お花見をしている。
騒がしくなることもなく、ゴミを散らかして帰ることもなく、そう、とても静かに、お行儀よくね。

毎年、桜の花を見るといくつか思い出すことがあって、今日も一つ思い出したことがあった。
「儚いは、美しい」と言った友人の言葉を思い出した。
こうして満開を向かえている桜の花も後数日で散っていくのだけれど、散っていく姿がこれ程までに
美しいと感じるのも中々ないと思う。

それまでは、満開の桜を楽しもうと思う。
今年もスズメたちが、たくさんの桜の花のプロペラを落としていった。


♪Today's Tune
And I Love Her (Beatles) / Pat Metheny