2010-01-01から1年間の記事一覧

#305 だから冬が好きなんだ

久しぶりに見た、地球の奇麗な仕上がりだった。 撮り手の仕上がりは今ひとつだが...

#304 洛北、紅に染まる

先週、職場の仲間が京都に紅葉を見に行ってきたと言っていた。 紅葉の季節の京都の人手のピークは11月20日頃だったと思うが、それでも、 かなりの人手だったらしく、清水寺のライトアップも相当な混雑だったらしく、 「写真ブレブレですよ...」と苦笑い…

#302 Sólsetur

Grow till tall / Jónsi

#303

私にだって、逢いたい人はいるんだよ。

#301 23区の空の下

久しぶりの週末2連休。 これまた、久しぶりにカメラを持って、 ポプラ並木、モミジバフウの林、ラクショウ、 真っ赤に色づいたメタセコイアの森を抜けて、 どこまでも広がっていく空を見に行った。 紛れもなくここは東京23区の空の下。

#300 いつか花を咲かそうよ

金曜日の夜、友人からメールが届いた。 「とりあえず、やっとこさ就職先決まった。」 1年間という期間をかけて、見つける事ができた仕事。 “英語が話せる”というスキルを持っていても、なかなかまともな就職先を見つけるのは難しい。 現役の大学生でさえ就…

#299 飛び込んでいってその先にあるもの

「幸せなる機会は誰にでも等しく与えられてるはず。あとはそれを掴む為に飛び込んで いけるかどうかだと思う。」 自宅近くの歩道橋の上から、雲でぼやけた月を見た日。 いつものように仕事が終わって、会社からの帰り道。 記憶の引き出しが突然に開いて、中…

#298 それは身近なところに転がっている

ここ数日、何もする気になれなくて、特に何かがあった訳でも、起きた訳でもなく、 ただただテンションが全く上がらなかった。 仕事の帰り道、いつものように街を歩きながら、沸き上がってくる思いと浮かび上がる 言葉が全く結びつかなくて、頭の片隅と下書き…

#296 無条件幸福なう

そんな感じ。 いいじゃない、“そんな感じ”っていう曖昧さ。 大好きだよ。 そう思う(笑)

#297 埋もれた記憶

毎年、このイルミネーションを見ると「もうそんな時期かぁ」と思う。 ほんのりと淡くて、そしてきらびやかで、私たちはそんな光の下にいるのが好きだし、少しだけほっとする。 暗がりの中でうっすらと浮かび上がる光にほっとした気持ちになるのは、母親の体…

#295 たんぽぽ

黄色い花をポツンと咲かせて、白い綿帽子を風に乗せて旅をする。 たんぽぽは見た感じより、ずっと生命力が高いらしい。 土の下の根っこは、50cmほどあって、長いものでは1mを越えるタンポポもいるらしい。 よくよく考えてみれば、アスファルトの隙間からで…

#294 何歩下がって、一歩進む?

空模様を見て、「雨が降るのが先か、家に着くのが先か?」なんて考えながら 歩いていた季節外れの突然の大雨が降った木曜日。 そう思った数分後にパラパラと雨が降ってきた。 「40分保たなかったか。なかなかうまく行かないものだな...」と思いながら、 急…

#293 流れ流れて

流れる雲を目で追って、どうしたら、何でこんな形になるんだろうって考える。 どんな風が、どの方向から吹いているんだろうと、流れる雲の先を見て、 流れ初めの基を探す。 西から東から、北から南から吹いては留まって、くるくる回って、また流れて行く。 …

#292 蘇生

帰り道、季節外れの夕立に遭い立ち往生。 雨上がり、東京の空気はほんの少しの間だけど、空気がきれいになる事を実感。 一本のタワーが息も絶え絶えだった街を蘇生させる。 住む者の、見る者の、造る者の夢を紡ぎながら。 幾度もの再生と衰退を繰り返しなが…

#291 夕暮れ月

ふと窓の外に目を移すと、夕暮れの中に三日月が沈もうとしていた。 月を見るのは何日ぶりだろう。 ここ最近は、夕暮れ時になると雲が出てきていたので、あまり月を見る事が出来なかった から、久しぶりに見た月がとても輝いて見えた。 月を見る事は叶ってい…

#290 鼓舞

いつだって、街に励まされている。 いつだって、空の色に心が踊る。 目を閉じて、立つ波の音を、吹く風の音を聴き取れば、 1日のすべてを消し去る事ができる。 街はいつだって、励ましてくれている。 だから、街を歩く。

#289

長年使っていたアンプが壊れて、iPodのDookが付いたスピーカー買おうかどうか 迷ったけれど、これまで使っていた、そこそこ良いスピーカーが無駄になって しまうのも惜しくて、いろいろと探しまわったあげく、手のひらサイズの素敵な アンプを見つけた。パソ…

#288 拒否

仕事が休みの日の朝、目が覚めて時計を見たら、7時だった。 まだ少し眠かったけれど、習慣とは妙なもので、いつもより1時間近く起きるのは遅かった けれど、体が勝手にいつもと同じように動いていた。 部屋のカーテンを開けると、外の光が眩しくて、秋晴れ…

#287 つじつま

今更ですが、今年の夏は暑うございました。 「暑さ寒さも彼岸まで」などと古来から言われておりますが、真見事に辻褄を合わせるように 秋が一気にやって参りました。 異常と異常と言われつつも、今年のような暑さはどう考えたって、人災のようなもので、便利…

#286 言葉ではなく

連休中に何人かの友人に会う。 古くからの友人、学生時代の友人、ネットで知り合った友人たち。 ほんのひとときの時間だけれども、多くの言葉が私たちの思い出と これからの私たちを繋げてくれた。 でも、多くの言葉を必要としない再会もある。 Bryan Adams /…

#285 ゆるり

街の喧噪を他所に、この場所は時間だけがゆっくりと流れている。 船宿で作られている佃煮の匂いに誘われて、猫が店に入ってきたって、 主人は全く気にしない。 また猫も店の品に手を出す訳でもなく、エサをせがむわけでもなく、 まるで自分の住処(いえ)に…

#284 光と陰

相変わらず、5メガピクセルの粗い粒子の写真です。 “粒子”なんてそんなカッコいいものではありませんけどね。 秋の虫の声が、街のノイズより五月蝿く感じた、丸の内。 最近は、iPhoneのFinderCamというアプリをモノクロモードに して、写真を撮る事が多くて…

#282 いいとか、悪いとかではなく

左:オリジナル 右:HDR *ビルもまっすぐになる?(笑) iOS4.1から実装されたiPhone4のデフォルトカメラHDR機能。 昨日までは、それほどHDR感を実感できなかったけれど、昨夜、室町4丁目の交差点を 撮った時にHDR撮影を実感しました。 写真に手を加える事…

#283 ほどほど

この日の私はそれなりにほろ酔いでしたよ。 神田に近い、日本橋室町、本石町周辺は会社員やOLのお姉様方お相手のこじゃれたお店が裏路地 辺りに密集していて、食べたり、飲んだりするのには全く困らないところ。 美味しく食べて、飲んで、料金もリーズナブル…

#281 One Life, No One up

何が面白いかって言うと、常にライフはひとつしか無くて、どんなに頑張って 経験値を積んだとしても決して、ライフの1UPが無いって所だと思う。 ライフがひとつしか無いから、今の自分で居られるのは一度だけだろうけど、 ライフがいくつもあって、その度…

#280 食の肴

長い長い連続勤務が終わった。 四十も半ばを過ぎると、夏の炎天下をバイクで走り回るのは正直に言って辛い。 ヘルメットの中は蒸し風呂状態で、髪の毛を伝って、汗が滴り落ちてくる。 「走ってる時は涼しいでしょう?」と言われるけれど、長い間走っている訳…

#279 土に生まれ、土に帰す

昨日も書いたけれど、今年はよく蝉の亡骸を目にする。 特に蝉が好きって訳でもないし、注意して見ている訳でもない。 気がつくと、足下に落ちている。 そんな時は、公園の植え込みや、ご迷惑だとは思うが、人様の お宅の植え込みの土の上にそっと置かせても…

#278 気配

二日前に見たオーロラのような夕暮れに、夏の終わりを 感じたのは私だけだろうか。 ウェザー・ニュースのアプリで見る週間天気予報では、 まだまだ30度を超える予報を出しているけれど、ここ 二晩の涼しさを思うと、なんとなく秋が顔を出し始めて いるよう…

#277 夢の更新

徳島出身の友人は4年という歳月をかけて、阿波踊りの連(れん)の一員として、笛を吹くという夢を叶えた。 その思いと興奮が友人のブログで11行の文章と2枚の写真で綴られていた。 幼い頃から心と身体に染み付いた笛の音を今度は、多くの若い人たちに、…

#276

一年に二度ある都心が静かになる時。車の音や往来も、人の足音や往来も、 きらびやかで眩しい光も、全く気にせずにゆっくりと眠りにつける。 彼らにとって唯一心の安らぐ時間。 でも、それも明日まで。 また、そんな事を気にしながら、しばらくは生活しなき…