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#265 頁


決して急ぐことなく、一枚一枚ページをめくってゆく。
めくるページは未来へと向かってゆくページ。
過去を振り返るように、過ぎ去ってしまったページは決してめくり返さない。
幾つになっても、どんな時代に生きたとしても。
未来へ向かうページが不安だとしても、怖がらず、恐れずにめくりたい。
めくって見なければわからない事もある。
ページをめくる事で傷つく事もある。
ただ、ページをめくる事を恐れて、
ただ過ぎ去ってしまう事を見ているだけの方が負う傷は深い。
傷はいつか必ずは癒える。
人はそれ程、弱くはないはずだから。
でも、もし傷が癒えなくて、苦しい時、辛い時は、
恐れず怖がらず、遠慮なく、助けてと言おう。
そうすれば、きっと誰かが必ず助けてくれる。
助けてくれた多くの人たちがいたから、今、私はこうしてここにいるのだから。