2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
長い長い連続勤務が終わった。 四十も半ばを過ぎると、夏の炎天下をバイクで走り回るのは正直に言って辛い。 ヘルメットの中は蒸し風呂状態で、髪の毛を伝って、汗が滴り落ちてくる。 「走ってる時は涼しいでしょう?」と言われるけれど、長い間走っている訳…
昨日も書いたけれど、今年はよく蝉の亡骸を目にする。 特に蝉が好きって訳でもないし、注意して見ている訳でもない。 気がつくと、足下に落ちている。 そんな時は、公園の植え込みや、ご迷惑だとは思うが、人様の お宅の植え込みの土の上にそっと置かせても…
二日前に見たオーロラのような夕暮れに、夏の終わりを 感じたのは私だけだろうか。 ウェザー・ニュースのアプリで見る週間天気予報では、 まだまだ30度を超える予報を出しているけれど、ここ 二晩の涼しさを思うと、なんとなく秋が顔を出し始めて いるよう…
徳島出身の友人は4年という歳月をかけて、阿波踊りの連(れん)の一員として、笛を吹くという夢を叶えた。 その思いと興奮が友人のブログで11行の文章と2枚の写真で綴られていた。 幼い頃から心と身体に染み付いた笛の音を今度は、多くの若い人たちに、…
一年に二度ある都心が静かになる時。車の音や往来も、人の足音や往来も、 きらびやかで眩しい光も、全く気にせずにゆっくりと眠りにつける。 彼らにとって唯一心の安らぐ時間。 でも、それも明日まで。 また、そんな事を気にしながら、しばらくは生活しなき…
前日というか、本日は朝の5時まで眠れなかったこともあって目が覚めたのは 11時半。 晴れはいたけれど、羊の大群のように白い雲が浮かんでいて、風も流れていて、 気持ちがよかった。 平日に休みを取る生活を始めて、もう15年近くになるけれど、“人が働…
最近は、iPhoneばかりで写真を撮っている。 新しいおもちゃを与えてもらった子供のようにだ。 今日知った事だけれど、iPhone4で写真を撮るとマップに 足あとが残せる事を知った。 GPS機能が付いているのだから、雑作もない事なのだろうけど、 なんかビッ…
iPhoneで撮った写真のブログを作りました。 iPhone4になって、500万画素になったカメラ。 動画も撮れるようになったり。 500万画素なんて、今となってはオモチャのようだけれども 時として、妙な味わいを醸し出す風景を写し出してくれる。 カテゴリは、no ed…
夕暮れが迫る太陽の光に、トンボの羽がキラキラと輝いていた。 濁り、澱んだ川の中で、熱いアスファルトの上で、濁った都会の空気の中で 何も言わず、何も言えずにひたすらに生きる。 それに引き替え、 私たちは、いつだって、好き勝手に不平不満を言い続け…
昼間の暑い日差しも弱くなったので、窓に掛けている簾を開けると、夕暮れ時の西の空に太陽の光の柱が立っていた。 なんとも神々しいというか、神秘的というか、勝手に『いい事があるに違いない』とまたもや都合のいい解釈をする。 長い事、この窓からこの風…
夜空に白い雲が流れていって、昼間の暑さが嘘のように感じるほど、涼しい風が部屋の中を通り抜けている。 私の部屋は今日もクーラーがオフになっている。 東京住まいで、マンション住まいで、機械で圧縮された冷気ではなくて、自然の心地よい風を感じながら…
打ち上げられる花火の美しさは一瞬で、その一瞬が何度も続く。 何度となく通り過ぎ、幾重にも重なり合っている一瞬の連続の中を私たちは生きている。 この花火のように、その一瞬を華やかと思うか、儚いと思うかは人それぞれだ。