Life

#286 言葉ではなく

連休中に何人かの友人に会う。 古くからの友人、学生時代の友人、ネットで知り合った友人たち。 ほんのひとときの時間だけれども、多くの言葉が私たちの思い出と これからの私たちを繋げてくれた。 でも、多くの言葉を必要としない再会もある。 Bryan Adams /…

#283 ほどほど

この日の私はそれなりにほろ酔いでしたよ。 神田に近い、日本橋室町、本石町周辺は会社員やOLのお姉様方お相手のこじゃれたお店が裏路地 辺りに密集していて、食べたり、飲んだりするのには全く困らないところ。 美味しく食べて、飲んで、料金もリーズナブル…

#281 One Life, No One up

何が面白いかって言うと、常にライフはひとつしか無くて、どんなに頑張って 経験値を積んだとしても決して、ライフの1UPが無いって所だと思う。 ライフがひとつしか無いから、今の自分で居られるのは一度だけだろうけど、 ライフがいくつもあって、その度…

#280 食の肴

長い長い連続勤務が終わった。 四十も半ばを過ぎると、夏の炎天下をバイクで走り回るのは正直に言って辛い。 ヘルメットの中は蒸し風呂状態で、髪の毛を伝って、汗が滴り落ちてくる。 「走ってる時は涼しいでしょう?」と言われるけれど、長い間走っている訳…

#279 土に生まれ、土に帰す

昨日も書いたけれど、今年はよく蝉の亡骸を目にする。 特に蝉が好きって訳でもないし、注意して見ている訳でもない。 気がつくと、足下に落ちている。 そんな時は、公園の植え込みや、ご迷惑だとは思うが、人様の お宅の植え込みの土の上にそっと置かせても…

#277 夢の更新

徳島出身の友人は4年という歳月をかけて、阿波踊りの連(れん)の一員として、笛を吹くという夢を叶えた。 その思いと興奮が友人のブログで11行の文章と2枚の写真で綴られていた。 幼い頃から心と身体に染み付いた笛の音を今度は、多くの若い人たちに、…

#276

一年に二度ある都心が静かになる時。車の音や往来も、人の足音や往来も、 きらびやかで眩しい光も、全く気にせずにゆっくりと眠りにつける。 彼らにとって唯一心の安らぐ時間。 でも、それも明日まで。 また、そんな事を気にしながら、しばらくは生活しなき…

#273 生きる

夕暮れが迫る太陽の光に、トンボの羽がキラキラと輝いていた。 濁り、澱んだ川の中で、熱いアスファルトの上で、濁った都会の空気の中で 何も言わず、何も言えずにひたすらに生きる。 それに引き替え、 私たちは、いつだって、好き勝手に不平不満を言い続け…

#271 光の柱

昼間の暑い日差しも弱くなったので、窓に掛けている簾を開けると、夕暮れ時の西の空に太陽の光の柱が立っていた。 なんとも神々しいというか、神秘的というか、勝手に『いい事があるに違いない』とまたもや都合のいい解釈をする。 長い事、この窓からこの風…

#270 風

夜空に白い雲が流れていって、昼間の暑さが嘘のように感じるほど、涼しい風が部屋の中を通り抜けている。 私の部屋は今日もクーラーがオフになっている。 東京住まいで、マンション住まいで、機械で圧縮された冷気ではなくて、自然の心地よい風を感じながら…

#269 一瞬

打ち上げられる花火の美しさは一瞬で、その一瞬が何度も続く。 何度となく通り過ぎ、幾重にも重なり合っている一瞬の連続の中を私たちは生きている。 この花火のように、その一瞬を華やかと思うか、儚いと思うかは人それぞれだ。

#268 夏の元気

思いっきり見つめられ、背中を向けると、思いっきり視線を感じました。 この花の魅力はなんだろう? 暑い中、太い緑の茎をグングンとのばして、大きな黄色い花をドーン!と咲かせるところが 夏バテなんて吹き飛ばすような”元気“を貰えそうなところだろうか。…

#267 写真と父と愛情と

長く、暑かった1週間。 最後の土曜日の日没をお気に入りの場所で迎えた。 暑いだけではなくて、様々なことが起こった1週間ではあったけれども、 この場所のこの風景の中にあるすべてが、この1週間で起こったすべての事を消し去ってくれた。 漂う波の音、…

#266 日焼け

コンクリートからの熱気と太陽のギンギラギンの光線を浴びながら街中をかけずり回っている。 味がなくなるほど汗をかいて、水分補給をした傍から、身体中から水分が蒸発していく。 おかげで今年も安上がりに日焼けができている。 ここにきて、風呂釜とガスコ…

#265 頁

決して急ぐことなく、一枚一枚ページをめくってゆく。 めくるページは未来へと向かってゆくページ。 過去を振り返るように、過ぎ去ってしまったページは決してめくり返さない。 幾つになっても、どんな時代に生きたとしても。 未来へ向かうページが不安だと…

#264

2日間、同じ窓からの写真。 どこにも行ってませんよ。 ずっと閉じこもってました。 休みの時にしかできない事がたくさんあるので。 掃除とか、掃除とか、掃除とか.... ♪Today's Tune メロウ http://www.youtube.com/watch?v=zDUgN3ior3A

#262 背景

3日ほど前から、朝目が覚めて、窓の外を見ると空がすっかり夏の色になっている。 今年はなんだか、昼間の暑さに比べると、朝夕の空気が乾いていて、 とても過ごしやすいと思っているのは私だけかな。 休みの朝。休みの時ぐらい朝寝坊でもと思いつつも、いつ…

#263 安心感

窓から見える風景。 東側は大きく変わってしまったけど、窓がある西側はほとんど変わっていない。 晴れた日に窓から富士山が見えなくなってしまった事と、つい最近、タワーマンションが建ったぐらい。 あとは木造だった家がコンクリートの変わったぐらいだろ…

#260 ほらね

窓から見えた青空に、大きな白い雲が流れていくのを見て、早く外に出たかった。 外に出てからも、青い空に流れてゆく雲が気になって仕方がなかった。 時折、空を見上げて、暑かったけれど、ヘルメットの中はムレムレだったけど、髪の毛は汗でびしょ濡れだっ…

#261 深く

厚い雲の遥か向こうに月が落ちて、深い眠りに誘われた。 1日ぐらい何もしない日があってもいいだろう。

#259 経過

先週の土曜日に久しぶりに会った友人に開口一番「一年ぶりダネ」と言われ、 「そーだっけ?」と半分とぼけながら、よくよく考えて見ると一年経っている事に気付く。 色々と話しながら、土曜日に会った友人に限らず、多くの友人たちと会う間隔が徐々に 長くな…

#257 どんな場所であっても

昨日、久しぶりに青空を見た。 青空と言ったって、東京の夏の空ではたかがでしれている。 夏の間に気持ちいい青空が広がるのは、朝の早い時間と台風通過後の数時間だけだ。 高度成長の時代に比べれば、驚くほど空も海も川も綺麗になったけれども、東京都庁の…

#256 意識

今日も暑い1日だった。 それでも、仕事中にこんな写真が撮りたくなるようなそんな気分でもあった。 iPhone App:Finder Cam, Camera Bag. Photoshop 雲もすっかり夏らしい形になって、夏本番もすぐそこまで来ているようだ。 ただ、今日は昨日と違って、風が…

#255 自分にとって最良である事

人生が変わったと言ったら大袈裟になるけれど、生活が変わったと言ったら大袈裟にはならないだろう。 初めてiPod Touchを手にした時、アメリカではすでにiPhoneが発売されていて、iPod Touchをマジマジと 見ながら、“これに電話が付くのかぁ”と思い、期待に…

#254 梅雨の合間

たまの青空が嬉しくて、厚い雲の切れ目から顔を出している青空が 誇らしくて。 そんなだから風邪気味で体がだるくても、外に出ないわけには行かなくて。 しんどい身体を気張って、起こして、外に出て見たら、なんとも気持ちが良くて。 公園のベンチに座って…

#253 日常

東京都中野区弥生町 神田川が流れ、閑静な古くからある街並み。 そこから見える東京のランドマークがなんとも不思議な光景だった。

#252 心のままに歩いてゆこう

久しぶりに上野、浅草をぐるりと円を書くように歩いた。途中少しばかり雨にも降られたが、歩いた距離は7、8キロぐらい だと思う。ただ、この雨が約1年ぶりに空に幻想的な絵を映し出してくれた。 2010.06.16(左) 2009.05.19(右) 街中で虹を観るのは、…

#250 箱庭の中の夢でも

私にとってのシンボルタワーは、やっぱり東京タワー。 私が生まれる5年も前に完成してはいるけれど、どうしても東京タワーに惹かれてしまう。 ただ、この夕焼けの中に浮かぶスカイツリーが、日本人の夢と希望の中で建設されていると思うと、心の中に 染みて…

#248140文字

140文字の詝かえり道、さんぽ道詝を始めました。 登録は随分と前にしていたのですが、なかなかそこまで手が出せる 余裕がなく、完全に放置状態でしたが、多少余裕も出来たので、始める 事にしました。 ブログ同様、たいした事呟いてませんし、かなり緩め…

#249 これでいいのだ

日没間際の時間、雲の隙間からオレンジ色に輝く太陽とオレンジ色に染まる夕暮れに出会った。 久しぶりに心が震えるほどのオレンジ色に出会った。 5月は多くの出来事が起こって、良い事も悪いことも色々あって、複雑な月ではあったけど、 時間の経過というの…